俳句の科学-子規「俳句分類」について-
正岡子規の「俳句分類」は、その晩年まで続けられ、約十年の間に十二万を超える近世の句を収集・分類している。単純計算では、一ヶ月あたり平均一千句を分類し続けたことになるのだ。この間、子規は重篤な病床の人となったことを考えれば、これはおそるべき数字だといえるだろう。巷間知られる子規の病状を考えれば、そのペースは尋常ではない。普通なら、その子規の情熱について思いをめぐらせるべきかもしれない。が、私は逆に、なぜ子規が俳句の分類をやめられなかったのかにひっかかるのだ。子規はいったい、何をやろうとしていたのだろう。子規の文学=科学について改めて考えてみたい。
基調報告 橋本 直
日時 9月27日(土)13時40分~16時40分(予定)※終了後懇親会を予定しています。
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟小研修室3A(三階)
(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1 TEL 03-3469-2525)
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d6-1.html
参加費:500円
定員:20名(受付順)お申し込み、お問い合わせ: 現代俳句協会青年部
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7階
TEL 03-3839-8190 FAX 03-3839-8191
<E-mail>genhaiseinenbu@yahoo.co.jp
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