2014年7月28日月曜日

第24回現代俳句協会青年部シンポジウムのお知らせ

24回現代俳句協会青年部シンポジウム

読まれたかった俳句
 

 いつからだろう。句集が売れなくなったのは。いつからだろう。総合誌から作家特集が消えたのは。みんな、「読む」ではなく「詠む」のに夢中。自分の作品が読まれることには興味があるけれど、誰かの俳句を読むということ、最近、してますか?

 俳人が集まるのだから、俳句の話をしよう。最近話題の、あの句の話をしよう。私たちが一句一句を繰り返し語ってゆくことで、その句が誰かの心に届く可能性が増える。その行為が、俳句史の新たな一ページを作ってゆく。

 西暦2000年を迎えてすでに15年が経ちます。本シンポジウムでは、新世紀に生まれた俳句を一句ずつ取り上げて、私たちがこの15年間でどんな新しい一句を得たのか、時代への考察とともに検証し、語り合いたいと思います。

 俳句はいつでも私たちを待っていてくれる。その喜びを、一緒に味わいましょう。

 
     パネリスト 井上弘美氏  高山れおな氏  外山一機氏 

           神野紗希(兼:司会 青年部委員)

     総合司会  橋本 直

 

日時 118日(土)1340分~1640分(開場1310分予定)

   ※会場の都合で開場時間と開始時間がタイトです。予めご了承願います。  
 
会場 国立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟309号室

(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1 TEL 03-3469-2525
 
参加費:1,000円

懇親会費:5,000円 

定 員:100名(予定・受付順)


お申し込み、お問い合わせ: 現代俳句協会青年部


       〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7
      TEL 03-3839-8190 FAX 03-3839-8191
      <E-mailgenhaiseinenbu@yahoo.co.jp


主催:現代俳句協会青年部
 


後援:角川学芸出版 週刊読書人 東京四季出版 ふらんす堂 文學の森 北溟社 本阿弥書店 邑書林 毎日新聞社



   




第136回現代俳句協会青年部勉強会のお知らせ

136回現代俳句協会青年部勉強会

俳句の科学-子規「俳句分類」について-

 正岡子規の「俳句分類」は、その晩年まで続けられ、約十年の間に十二万を超える近世の句を収集・分類している。単純計算では、一ヶ月あたり平均一千句を分類し続けたことになるのだ。この間、子規は重篤な病床の人となったことを考えれば、これはおそるべき数字だといえるだろう。巷間知られる子規の病状を考えれば、そのペースは尋常ではない。普通なら、その子規の情熱について思いをめぐらせるべきかもしれない。が、私は逆に、なぜ子規が俳句の分類をやめられなかったのかにひっかかるのだ。子規はいったい、何をやろうとしていたのだろう。子規の文学=科学について改めて考えてみたい。


基調報告  橋本 直

日時 9月27日(土)1340分~1640分(予定)※終了後懇親会を予定しています。

会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟小研修室3A(三階)

                       
(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1 TEL 03-3469-2525
 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d6-1.html

参加費:500
定員:20(受付順)
お申し込み、お問い合わせ: 現代俳句協会青年部
       〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7
       TEL 03-3839-8190 FAX 03-3839-8191
       <E-mailgenhaiseinenbu@yahoo.co.jp