第138回現代俳句協会青年部勉強会
蛇笏・龍太再読 風土詠を問う
高柳克弘 山口優夢 (司会)野口る理
厳めしく屹立する蛇笏、溌剌とたゆたう龍太。飯島晴子はこの父子を「蛇笏を熱いロマンティストとすれば、龍太は冷えびえと醒めた人である」と称した。二人はともに、甲斐の自然を骨太に詠み上げた風土俳人として知られている。しかし、蛇笏や龍太の句に詠まれた自然は、本当に、甲斐の自然なのだろうか。たとえば龍太の名吟〈一月の川一月の谷の中〉の山河は、甲斐の山河だといえるのか。
「龍太の謎、幻の山河」(KADOKAWA「俳句」)連載を開始した高柳克弘と、蛇笏・龍太の故郷甲斐在住の山口優夢を迎え、青年部から司会の野口る理を加えた若手俳人三人が、蛇笏・龍太の俳句の芯に切り込む。
【日時】6月7日(日)
13:30~16:30(受付13:15~)
所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-20-6
(TEL) 03-3370-6322
【参加費】一般 1000円
学生 500円
学生(現代俳句協会会員)無料
【定員】40名(受付順)
【申込・問い合わせ】
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