第134回現代俳句協会青年部勉強会
変態俳句―異常ないし病的であること
何を普通・正常・健常と見做すかが時代・文化・集団によって異なるように、何を普通でない・異常・病的に見做すか、つまり、何を「変態」と見做すかも時代、文化、集団の所産である。「変態」は非常に狭い意味では性と結び付けられやすいが、ここで言う「変態俳句」は、破礼句や性的倒錯の句に限定されない、内容、句材、感性、型、語彙、言い回し、表記等、何かしらの点で普通でない、異常、病的などの特徴が認められる俳句と考える。奇想、異端、前衛、禁忌といった要素が多分に含まれていよう。
今回は、松本てふこ、堀田季何の2名が、変態だ、変態ではない、どこが変態なのだ、なぜ変態なのか、変態俳句として作られたのか、変態俳句として価値があるのか、俳句が変態でも作者が変態でない、何々の変態の歴史的薀蓄、変態俳句は句会で取るべきか、などなど……大いに、真面目に、熱っぽく語る予定である。また、Web上のアンケートで募った変態俳句から、ベスト変態俳句を選ぶ毒舌選考会も開催予定! 乞うご期待!
ゲスト 松本てふこ 基調報告・進行 堀田季何
第一部
変態俳句って何だろう
変態俳句の種類(バリエーション)と境界(バウンダリー)
第二部
変態俳句に対する認識―公募した変態俳句を毒舌鑑賞
ベスト変態俳句選考会
変態俳句の可能性withフリーディスカッション
※アンケートに応募された方でなくても勉強会に参加できます。
※終了後懇親会を予定しています。
日 時 3月16日(日)13時30分~16時30分(予定)
会 場 池袋勤労福祉会館 第四会議室
(〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4 電話 03-3980-3131)
会 費 500円
定 員 30名(申し込み先着順)
お申し込み、お問い合わせ先 現代俳句協会青年部
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7階
TEL 03-3839-8190 FAX 03-3839-8191
<E-mail>genhaiseinenbu@yahoo.co.jp
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