第134回現代俳句協会青年部勉強会
「俳句と住まい~根岸の里の侘び住まいをリノベーションする~」
芭蕉や山頭火の例を出すまでもなく、俳句という文芸は「旅」とセットで語られ
ることが多いものです。そして兜太の「定住漂泊」という言葉を思い起こさなくとも「旅」と「住まい」は表裏一体であり、一日の生活様式、四季の過ごし方、人生の苦楽、それらはすべて住まいとともにあります。
今回の勉強会では、住まいを軸に俳句に詠み込まれた暮らしに思いを寄せ、日常
生活と表現行為の関わりを考え、現代における生活の変化がどのように詠まれたかについて検討したいと思います。また、大災害によって住まいが奪われたとき、どのような表現行為が可能となり、また不可能となるのか。非日常の表現もまた、日常の生活に支えられていることを忘れてはならないでしょう。
当日は、住まいをモチーフとした作品や、俳人と住まいの関わりについてサンプルをとりあげ議論します。また、標準的な「間取り」を逸脱した最新の住宅づくりの実例をご紹介する予定です。
基調報告 中村安伸
日 時 5月24日(土)13時30分~16時30分(予定)
※終了後懇親会を予定しています。
会 場
池袋勤労福祉会館 第四会議室
(〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4 電話 03-3980-3131)
会 費 500円
定 員 30名(申し込み先着順)
お申し込み、お問い合わせ先 現代俳句協会青年部
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7階
TEL 03-3839-8190 FAX 03-3839-8191
<E-mail>genhaiseinenbu@yahoo.co.jp